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レガシード代表
近藤悦康ブログ

2020.02.28 人材採用について

【緊急】新型コロナウイルスの流行を受け、経営や新卒採用活動はどうするべきか?

 

この数日で、
アメリカ株式市場ダウ平均は3000ドル、
日経平均も2000円の急激な下落。
コロナの感染拡大となれば、一気に経済は失速します。
現に、サービス業やイベント業などの企業の打撃は
大きく、資金繰りをうまくやっていない中小企業は
コロナ倒産を余儀なくされるでしょう。

大手企業では既に、経費を絞る取り組みが始まっています。
そうなれば、人材採用や教育費の予算の見直しや
そもそもの採用人数を減らす方向に舵を切る企業も出ます。

もちろん、コロナは一時的という見方もできますし
気温が上がる季節に入れば、収束するという見解もあります。
ただ、どうなるか先行き不透明な状況の中で
先手先手で意思決定をしなければならないのが経営者です。

実は私も、オフィス移転に伴い物件の選択が迫られていましたが
場所やグレードも踏まえて坪単価の高いところで勝負するのではなく、
場所やグレードは落ちても坪単価の低い物件を
第一候補にすることにしました。

社内での購入に関しても、全て私の承認をとるよう指示を出し
利用しているサービスのいくつかを解約することにしました。
今のうちに銀行の融資も追加で1億円入れることにしました。
このように書くと、Legaseedの経営状態は大丈夫なのか?と
心配されそうですが、大丈夫です。
仮に1年間売上がまったくなくても潰れないだけの
潤沢な資金がある上でこの対応をしています。

また、大手就職サイトの合同説明会の中止を受けて
母集団形成に影響の出る企業をリストアップし、
早速コロナ対策のDMを打ちました。
そして、商品サービスのラインナップの変更
新サービス、事業の早期立ち上げを社内に指示しました。

この事態を発想転換の好機、
経営陣や社員の創造性を発揮する機会と捉えています。
そして、今後起こりうる、震災、不景気、紛争、ウイルス…様々な
経済活動が鈍ったときに
いかに会社を存続させ社員を守るかという予行練習でもあります。

そして、最悪のシナリオを頭に入れながら
今できる最善の意思決定をしていくこれが経営者の役目です。

さて、ここからは、3月1日就職解禁日前を控え
コロナの影響を受ける中で
新卒採用活動をどのようにしていけばよいかを
話をしていきたいと思います。

皆さんもご存じかと思いますが、
大手就職サイト、リクナビ・マイナビ・キャリタスの
合同説明会の3月の開催が中止となりました。
合説で学生集客を計画されていた企業様は
かなり大きな痛手になります。

また、スポナビなども一部中止など、中規模イベントも
開催見送りの意思決定が昨日より出始めています。
学内セミナーも続々と中止になっていっています。

どの会社様も、集客が減ることで採用目標が
達成できないのではないかと不安をもたれていると思います。
今日は、この状況を打破するための施策を
5つのポイントで解説したいと思います。

<ポイント①>
経営陣は来年4月に入社する新卒人材の目標人数を再検討する

採用担当者は、経済の影響も含め、
採用目標人数は、当初の予定通りで大丈夫か
経営陣に確認をとりましょう。

当社はコロナの影響で採用目標は変更しないという方針です。
業種によっては下方修正をかける可能性もあるはずです。

次に考えることが、
参加予定であった合同説明会の出展料が浮くわけですから、
これを何に使うかです。
もちろん使わないという選択もありです。

2021卒の学生の母集団形成を合説以外でつくるために
お金を使うか、2022卒の早期マーケティングに
お金を使うか、ここが採用目標人数によって
左右されるはずなので要検討事項です。

採用戦略の再設計の場をもつことをおすすめします。

<ポイント②>
イベント出展以外の母集団形成をつくる方法にシフトする

今日は私だったらこうするという効果の高い3つの手法をお伝えします。

まず一つ目は、スカウトの利用です。
学生がイベントに出ず、スマホやPCで企業検索をする時間が
増えます。その際、自分に「興味をもった」とスカウトメール
が届けば対応可能性は高まります。

また、そのあとのやりとりもメールや映像で対話することが
可能です。合説のように不特定多数にアプローチをして
確率的にマッチする人材をつくる発想から、
自社で採用したいターゲット学生を絞り込んで
局地的にアプローチしていく方法にシフトしましょう。

実はLegaseedは、大手就職サイトのスカウト機能や
スカウトに特化したキミスカやofferboxを利用し
効果を出すノウハウをもっています。
さらには、スカウトサイトの利用で一番困難なのが
自社に合った人を選んで一人ひとりにメールを送信することです。
これを「自動化」でできる仕組みもあります。

二つ目は、大学へのアプローチです。

私は数年前まで、求人票を学校に送るのは無駄だと考えていました。
できる学生は就職課やキャリアセンターに行って、
企業の求人票ファイルは見ないと思っていたからです。

しかし、選考を受けていた学生の話を聞いてハッとしました。
私、スマホで大学の求人票システムで情報見ていますと。
なるほど、最近は電子化され、自宅や移動中でもスマホで見れるのかと。

それなら求人票を出す価値があると考えました。
「求人票NAVI」というサービスも世の中にはあります。

最近ですと大学の学食で少人数で
対話ができるサービスをリリースしている会社があります。
サービス利用費と学食費がかかります。
学生の属性(学年・学部・学科)も事前に伝えられます。

学食で対話しながら共感をつくり魅了づけをし、
そこで接触した学生から周りの学生に広げていけたら
コロナではなく御社の魅力を学内に感染させることが可能なのです。

また、4月に入社する内定者の後輩や人脈を使って
リファラルで採用していくことにも力を入れてください。
内定者と後輩と学食ランチもいいですよ!

三つ目は、送客サービスの活用です。

ターゲット学生を会社説明会に誘導してくれる
人材紹介をしている企業とタッグを組むと良いでしょう。

集客でお困りの企業様のために
Legaseedも送客サービスを昨日リリースしました。

当社では学生の皆様に、就職活動を応援する
イベントやセミナー、インターンを通年で実施しています。
そこに興味をもって登録してくれている2021卒の学生は、
現時点で10,000名を超えています。

そして、よく考えてみると企業が困っているだけではなく
学生こそ不安を抱えているはずです。
合説もなくなり、会社説明会も数が減る。
映像の説明会はあるものの、映像で知れるのはほんの一部。
リアルな会社や職場や社員が見づらい環境です。

そこで、3月1日より就活生に対して
映像にて弊社のコンサルタントが個別に面談を実施します。
就活の不安解消、会社の選び方のアドバイス、
志向や適性をもとにした職場環境の提案などを行います。

その際、その学生に合った企業を紹介し
会社説明会をご案内してあげたいと思っています。

是非、御社に合った学生に御社の情報を伝えてほしいと
いうご要望がありましたら是非ご活用ください。

<ポイント③>
会社説明会や面接はインタラクティブな映像で実施する

感染拡大がこれ以上進行しなければ
政府の自粛要請期間の3月15日以降で
集合型の会社説明会を計画されてよいかと思います。

但し、感染拡大の可能性は捨てきれませんので
今から、WEBの映像で会社説明会ができるよう準備して下さい。

ここで気をつけていただきたいのは
スライドを使って一方的に視聴者に話しても
相当プレゼン力がない限り、伝わりづらいですし、
逆効果になりかねません。

ですから、映像における企画力が大切です。
私たちがおススメしているのは「対談×対話」スタイルです。

テレビ番組をイメージしてください。
ニュースのように一人が語るよりも
数名が対談形式で話す番組の方が若者には伝わります。

Legaseedでは、当社コンサルタントが進行役になり、
御社の魅力を引き出す演出を企画します。

また、学生もチャットでリアルタイムで質問したり
対話できる方が、次の選考に進む率が上がります。
撮影や映像システム構築のアドバイスも行います。

さて、コロナの影響を受けて、もろもろの説明会や
選考会の時期をどうしたらいいか?と悩まれている方も
多いと思います。

合同説明会がなくなり、個別の会社説明会の開催も
集合型のリアルでできなくなるとしたら、
選考期間がずれ込む、長期化するとお考えの方も
いるかもしれませんが、私はそうは思いません。

なぜかというと、2月までに就活生の80%は
インターンシップを受け、一人当たり平均4社以上
と接触しています。学生心理からすると、
3月以降もう少し就活して、インターンを受けた
会社と比較して最終意思決定しようと考えていた訳ですが
それが読めなくなり、採用人数も減らすと大手1社でも
発表したなら、学生は今持っているカードの中から選ぶ
可能性が高まります。

ですから、私は、選考時期を遅らせて上手くいくとは
思えません。特にここまでにインターンシップを
実施していない企業様は3月中にファーストコンタクトをとり
選考も進めていった方がよいでしょう。

<ポイント④>
母集団形成数ではなく、選考移行率を上げる

1000名の応募があって、会社説明会に200名来る。
この20%ルールというのが新卒採用の移行率の平均ですが、
やるべきことをちゃんとやると35%まで引き上げることができます。

たとえば、以下の内容をブラッシュアップするだけで移行率が変わります。
・エントリーサンクスメールの内容
・事前の予約確約電話とSMSメール配信のタイミングとトーク内容
・応募しているけど説明会に参加・予約していない人へのプッシュコールの内容
・説明会のコンテンツの内容(行く価値のある学生にとってプラスになる企画)

私たちは、コールやSMSメール配信の
アウトソースも請け負っています。
電話も業務的にかけると効果が落ちます。
学生の就活を応援したいというミッションをもって
電話をかけると学生への伝わり方、印象も大きく変わります。

会社説明会に200名集めようとしたら
移行率20%なら応募が1000名
しかし、移行率35%なら応募は600名程度でよくなります。

そして、会社説明会のコンテンツ力が高い企業は
選考の予約率は90%を超えます。
低い会社は60%くらいで着席はそのうち80%くらいです。

CASE①説明会予約率20%、選考移行率60%の会社
応募1000名→説明会200名→選考予約120名

CASE②説明会予約率35%、選考移行率90%の会社
応募380名→説明会133名→選考予約120名

どうですか?120名選考に来てもらうのに、
母集団が1000名必要な企業と380名でよい企業があります。

大切なことは、一人ひとりに細やかに接すること。
ひとつひとつの場を、学生にとって価値あるものにすること。
この戦略に切り替えてください。

<ポイント⑤>
次の2022卒新卒採用の戦略設計を急いで行う

今回のことであきらかになったことがあります。
それは早期から動いている会社はコロナの影響は
殆ど受けていないということです。

当社ももともとの戦略で3月以降の合同説明会の
予約はしていませんでした。母集団形成の基本は
1月までに済ませるという方針だったからです。

また、リクナビ、マイナビといった
大手就職離れも加速するでしょう。
様々なアプリやナビに分散登録する可能性が高まります。

Legaseedは、リクナビ・マイナビ以外に
10近い母集団形成手法を使ってマーケティングをしています。
ですから、何かがこけても、補填できるようにしています。
何事も一つの手段に依存するのはよくありません。

2022卒の早期マーケティングイベントは
今年は4月からです。例年より1か月前倒しです。
この3~4月には2022卒の採用戦略設計をしましょう。
Legaseedがお手伝いいたします。

皆さま、少しでも発想の転換に活用できたでしょうか?
こういったときに一番大切なことは自分中心にならないことです。
人が集まらなかったらどうしよう。
採用目標人数が達成しなかったらどうしよう。

そういう発想ではなく
学生も困っているはず、どんなことができるだろうか
こんな状況の中、来てくれた学生に少しでもギフトできることは何か

そういった相手視点のに立った時に
問題は問題にならず、希望や奇跡に変わるはずです。

また、皆さまからの良いご報告を楽しみにしております。
そして、今後コロナ問題が収束することを切に願っています。

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