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レガシード代表
近藤悦康ブログ

2019.07.13 学び・気づき

宿の掛け軸に、私の人生を変えた井上有一の書!

先日、THE HIRAMATSU HOTELS&RESORTS ATAMIに宿泊しました。

お部屋や料理が素晴らしいのはもちろんですが
ここには、僕の人生に影響を与えた
ジョアン・ミロの絵画と井上有一の書が
多く飾られていて、ちょっとした美術館のような感じです。

ところで、人にはターニングポイントと呼ばれる
人生の転機が大なり小なりあるのではないかと思います。

私の場合、
人生を大きく変えた
ターニングポイントのひとつに
「前衛書道」との
出逢いがあります。

もし、これに出逢えていなければ、
今のようなクリエイティブな発想や感性は
持ち合わせられなかったはずです。

ところで、書道というのは、
アートの中で最も制約条件が強いものだ
と私は思っています。

基本は、

白と黒
平面
点と線
一発勝負

しかし、
点の打ち方
線の引き方
配置
濃淡

で伝わり方が全然、変わります。

どうですか?

井上有一の作品です。

 

「愛」

アート作品として完成したものを
私たちは、目の前で鑑賞できます。

しかし、完成までのプロセスは
あまり見えてこないものです。

陶器も、ろくろを回しながら成型し、
何千度という熱の中、
化学反応が起きてできていますが、
その熱量を感じることはないものです。

書においても
出来上がった作品をみても
それが描かれたプロセスを
イメージすることはあまりないかもしれません。

ただ、井上有一の作品は、
出来上がるまでのプロセスを
イメージせずにはいられないのです。

それは、
単に筆を置いただけでは、
筆でなぞっただけでは、
絶対に生まれない線だからです。

そこには「魂魄(こんぱく)」があるのです。

魂(精神的エネルギー)と、
魄(肉体的エネルギー)の
両方の気がこもったとき
生み出される奇跡的な力です。

書道のみならず
どんな仕事においても同じであり
人間がもつ
精神と肉体の両方の可能性を
使いきれるかが
生きる上でとても興味深い。

私も高校時代に
書にはまり、
当時描いた「ENERGY」

道の世界には
「心技体」という言葉がありますが
これからも磨き続けられるように
次のオフィスには
アトリエ、ジム、座禅の場所でも創ろうかなぁ。

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