内定辞退率を下げるためにはどうすれば良いのか?




深刻な内定辞退率の高さ




就職活動を行う学生達、中途採用先を探す第二新卒、新卒採用をする企業側、仕事を探し、社員を探すこの構図はいつの時代になっても無くなる事はありませんが、企業側にとって深刻な問題となっているのが、内定辞退率の上昇です。せっかく内定を出したにも関わらず、一身上の都合で入社が出来なくなったとお断りされ、後の対応に苦しむという企業が少なくないのが現状と言えるでしょう。改めて新しく募集をかけ直したり、準備にかけていた時間が無駄になったりと、多くのデメリットがあります。


内定辞退率が上がる傾向の理由としては色々とありますが、いずれの場合も、一昔前では考えられないような理由が多く、ゆとり教育に伴う物が大きいのではないかと考えている企業も少なくありません。また、どこも人手不足、人材不足で、企業の選択肢が増えている事も内定辞退率の高さに関係していると言えるでしょう。いずれの場合もあくまで憶測の域を出ませんが、非常に可能性が高い原因として知られています。


働く前から内定辞退をするという方も増えていますが、働いて数日で、仕事を辞めるという決断をされる方もいるようです。こちらも非常に深刻な悩みで、中には、辞めるという連絡も無く、いきなり辞めてしまう、という選択肢を取る方もいます。何かと準備をしてからのこういった選択は企業側にも負担が大きく、頭を抱えているという経営陣も少なくありません。


このような、数日で会社を辞めることも含めた内定辞退率の増加は非常に深刻な物となってきており、今後の企業運営の痛手となると考えられています。出来るだけ早めに、何らかの対策をとらないと、非常に厄介な問題となる可能性があります。



事前にしっかり説明を




内定辞退率が増加してしまう原因には色々な物がありますが、そのうちの1つが、企業に対して不安を覚えてしまうと言うことが挙げられます。例えば、マリッジブルーのように、内定が決まった後に何となく不安を覚えたり、企業の口コミサイトなどを検索して、不安を感じたりする方も多くなっています。根も葉もないうわさを信じた結果、内定を辞退するというような場合もありますので、非常に厄介と言えるでしょう。


内定が決まった後に、他の企業の内定ももらって、より条件が良さそうな所に入社するという方もいます。こちらの場合はどうしようもありませんが、場合によっては面接の段階で、他の企業の面接を受けているかを尋ね、そう言った方は取らないという選択をする事も、未然防止の1つの方法となります。企業によっては、面接の段階で、その場で他の企業の面接を辞退させるというような所もありますが、それはまた別の問題になりかねませんので、あまりおすすめ出来ません。


こうしたマリッジブルーのような不安を取り除くためには、内定が決まった後、出来るだけ従業員とコミュニケーションを取れる場を設けることが大切です。入社式だけではなく、事前に行われる説明会、懇親会など、実際に働いている従業員とのコミュニケーションを取ることが出来る場を設けることで、不安が解消される場合もあるでしょう。実際に働いている先輩達の姿を見て、先輩達と話をさせる事で、内定辞退率が減少し、人材不足を解消することが出来たという中小企業も少なくありません。やはりもっとも大切なのは、こうしたコミュニケーションですので、セッティングすることをおすすめします。



コミュニケーションの方法に注意




内定辞退率を減少させるためには、内定者とこまめにコミュニケーションを取れる機会を設けることが重要です。内定を出してから日が開いてしまうと、その間に内定者が心変わりをしてしまう、不安に感じてしまうこともありますので、出来るだけ接触を図り、コミュニケーションを取るようにしましょう。懇親会や入社式など、現在働いている従業員との場を設けたり、入社まで間が開く場合は、定期的に連絡を取り合ったりすることが重要になります。


ですが、こちらもバランスが重要で、あまり頻繁に、用事も無いのに連絡を取り合ってしまうと、内定者が負担に感じて、内定辞退をしてしまう可能性があります。今の子は本当に面倒に感じるかもしれませんが、適度な距離感を持つことも、内定辞退率を下げるためには重要なポイントと言えるでしょう。連絡を取る際には、出来るだけ業務連絡を始めとした、会社関係の連絡を取る事が大切です。プライベートな事柄を聞いたりすると、不信感を持つ方も多いため、出来るだけそうした話題には触れないように心がけましょう。


内定辞退率を下げるためには、このように、いくつかの配慮をする事が重要になります。面倒に感じるかもしれませんが、そういったこともある程度覚悟した上で採用をする事が大切です。新卒採用、第二新卒採用共に、こうした傾向がありますので、出来るだけ適度なコミュニケーションを取れるように、企業側が配慮をする事が大切でしょう。大手企業でもこうした配慮を行っている所が少なくありませんので、色々と時間をかけて行うことが重要です。