学生向けインターンシップについて考えよう

学生向けインターンシップが人気の理由は?


昔は企業がインターンシップを行うということは特に日本ではほとんどありませんでした。インターンシップはどこから始まったのかというとアメリカです。当時、大学の博士が自分が工作機械メーカーでの就労体験について話したことがきっかけで多くの学生たちにインターンシップが広まりました。その後20世紀ごろからはアメリカにおいて就職活動の手段の一つまでになり、今ではインターンシップをしていない学生はほとんどいません。
そもそもアメリカで急速にインターンシップが広まったのは就職活動における評価制度が大きく関わっていると言われています。アメリカでの就活における評価は、学歴や学校での成績、即戦力となるスキルの3つが挙げられます。アメリカでは日本のように新卒社員や中途社員と言ったような親切な切り分けは存在していません。基本的には通年採用という形になるので、学生だった人たちも就職が決まればすぐに現場に入ることになります。日本のように研修制度なども存在していないため、現場ですぐに働けるスキルが必要です。日本では内定したら一安心ですが、アメリカでは働くためのスキルも就職する前に身につけておかなければなりません。スキルを身につけるためにインターンシップは広がりました。
インターンシップというと学生にとってとても魅力的な制度となっておりますが、企業にとっても優秀な学生を確保するための重要な制度です。実際にインターンシップから社員と同等、もしくはそれ以上の報酬を出している企業も存在しています。若い学生たちを囲むために色々工夫している企業も増えています。アメリカで急速に広まったインターンシップですが、日本でも学生向けインターンシップが始まり、それが今から約20年前と言われています。しかし、日本ではインターンシップを悪用する企業も増え、実際に学生に無給でアルバイトをさせるなど社会問題にもなりました。現在では問題が発生した以降、インターンシップが整備されて酷い問題はなくなり、多くの学生が利用するようになりました。

学生向けインターンシップで企業が得られるメリットとは?


学生向けインターンシップは、企業から見れば採用活動の一環です。では具体的にどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
まず1つ目は会社のことを知ってもらえるメリットです。基本的に大企業は、PR活動をしなくても学生側から入りたいと思ってもらえるため苦労することはありませんが、中には学生から目を向けてもらいたい企業も存在しています。採用に苦労している企業にとってはインターンシップはメリットがあり、特に会社をPRしたい企業にとって絶好の機会となります。少しでも会社を有名にしたいと思っているところや、一人でも社員を増やしたい企業は学生向けインターンシップを行うといいでしょう。
続いて2つ目のメリットは優秀な人材を早めに確保できる可能性もあることです。どこの企業でも優秀な人材は確保したいものです。特にインターンシップの目的は優秀な人材を確保するために行っている企業も多いです。インターンシップなら実際に一緒に仕事をすることで、向いているか向いていないかの判断ができますし、優秀な学生を見つけられる唯一の手段でもあります。優秀な学生を見つけてアピールしたい場合は学生向けインターンシップを検討するといいでしょう。
続いて3つ目のメリットは採用ミスマッチを防げることです。学生が入社しても、すぐに辞めてしまったら時間と労力、コストなどが全て無駄になってしまいます。辞める理由の多くは「思っていた仕事と違う」という理由が多いですが、インターンシップなら事前に仕事を体験できるので、こんなはずじゃなかったと言ってすぐに社員が辞めてしまうことはほとんどありません。自社に入りたい社員だけを取り込めるというのは魅力的です。

学生向けインターンシップで学生が得られるメリットとは?


学生にとってインターンシップはメリットが多いです。その中でもいくつか紹介しますが、まず1つ目は採用本選考への優遇が多いことです。学生向けインターンシップを行い、優秀だと判断された場合には採用本選考でも優遇される確率は高いです。内定すると思い込むのはよくありませんが、場合によっては高確率で内定できることもあります。
続いて2つ目は何をしている企業か細かく知れることです。学生からしても入社したら出世をしてなるべく長く続けたいと思っている方が多いでしょう。しかし、企業の内部を見ることができなければ入社するまで分かりません。学生向けインターンシップなら自分に合った企業はどこかを具体的に探せるので魅力的です。
このように、企業にとっても学生にとってもメリットがあるインターンシップなので、特に学生はインターンシップを受けられる機会があるならなるべく参加した方がいいでしょう。