
名古屋眼鏡株式会社
白濱 亮様
メガネとメガネ関連商品の卸・企画・製作・システム開発・販売などを行なっているメガネ総合卸 兼 メーカー企業。
- 業種 製造・卸売業・⼩売業
- 所在地 その他地方
- 従業員数 101名以上
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導入サービス
新卒社員の定着率は80%以上! 人が集まり、定着する会社づくりとは?
当社の社長はとにかく「社員とその家族の幸せを追求する」ことを大切にしています。 例えば、福利厚生をつくるにも、奨学金の返済に困っているという社員の声から、返済支援の制度が誕生するなど、社員を大事にする気持ちを形にして行きたいという想いがあります。このような会社からの想いを受け取った社員たちが、「会社や仲間のために」と仕事に取り組み、自然と良い雰囲気をつくってくれているような気がしますね。
採用活動でもこの「良い雰囲気」が活きています。なるべく対面でインターンや選考を開催し、朝礼や環境整備のような社員の活動にも参加してもらうんです。社員には特別何かお願いしているわけではないのですが、自然体で学生たちとコミュニケーションしてくれています。学生さんからの感想にも「社員の方が気にかけてくださったのが嬉しかった」という声が多くて。私たちの社風が伝わって、採用につながっていると思います。入社後も各部署を回る研修をしますが、ここでも社員たちは育成に熱心です。これまで32年にわたり新卒採用を続け、直近10年で30名以上入社しましたが定着率は80%以上。欠かせない戦力として定着しています。
もっと深掘り! 何故市場から選ばれているのか?
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01
お客様の声をスピーディー
に品質向上につなげる当社の強みの1つは、お客様から頂いた声を拾って常にアップデートしていることだと思います。お客様の声は、いち営業担当者に情報がとどまってしまうことも多いです。当社ではお客様の声をいち早く社として拾い上げるための仕組みを整え、スピーディーに改善活動を行なっています。声がすぐに反映されるかどうかでその後の信頼度は大きく変わると考えています。
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領域ごとに
社外パートナーの力を使うコンサルなどの社外パートナーの力を使うことも大事な経営の力だと考えています。例えばLegaseedさんには採用や組織づくりで力をお借りしていますが、領域ごとにパートナーをもち「いいとこ取り」をさせてもらっています。ただし、社外の力を使うときに大事にしたいのは、自社の大事にしたい部分を見失わないこと、軸をもつこと。自社の向かいたい方向に向かうために、社外の力を使うのです。
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幹部と共に創り上げる
会社を目指すこれまでは社長のトップダウン型経営で進んできましたが、今後事業を拡大させていくには、より組織を強くし、会社全体で経営を舵取りしていくボトムアップ型経営が必要と考えています。昨年より、幹部を中心に長期事業構想書を作成するようになりました。もともとある、皆が会社を想う文化に、自分たちで創り出せる力を加えて、さらに飛躍していきたいです。
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資金市場から選ばれる会社になるには?
財務面の信頼を得ることが重要です。現社長に代が変わる前、ちょうどバブル崩壊のタイミングで負債が20億円くらいあり、資金繰りにはかなり苦戦しました。現社長に代が変わり、不要な在庫や土地を整理し、支払手形をなくして潰れにくい会社を目指していき、今があります。
銀行さんとのやり取りでは、信頼関係の構築をとても大切にしています。例えば、3か月に1回は必ず訪問をさせていただき、今の会社の現状をいいことも悪いこともすべて報告させていただきますし、担当者や支店長が変わるタイミングがあれば、必ず自社にお招きし、社内の雰囲気を見て社員とも関わっていただく機会をつくっています。銀行さんとのコミュニケーションも、結局は人と人。自社のことを包み隠さずお話し現状を知っていただくことで、少しずつ信頼関係が構築できると思います。財務面と社員、これが信頼をつくる基盤です。