株式会社SUMUS
小林 大輔様
コンサルティング・ クリエーティブ・ テクノロジーを掛けあわせ地場工務店のコンサルティング支援を行う。
- 業種 サービス業 システム開発
- 所在地 関東圏
- 従業員数 51~100名
- 導入サービス
研修内容サマリー
社員間で異なっていた行動規範についての解釈を揃えるために、それらを社員自身で言語化するワークを開催。さらに社としてどのような価値を創造し影響を与えるのかを1枚のマップにまとめ、目指す姿を明確化。策定した行動規範が形骸化しないよう、運用方法も練った。
ご支援ヒストリー
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01
丁寧な事前研修で
会社に向き合う姿勢づくりから醸成理念策定ワークの前に、「会社の文化とは」「なぜ基準を一定にすることが大切なのか」をインプットする研修から実施。プログラムの目的を明確にし会社づくりの意欲をあげることで、その後行うアウトプットの質も格段と高まります。さらに、代表インタビューを通じて会社の根幹に触れる機会をつくるため、社員の帰属意識も向上します。
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02
社員様の言葉をお預かりし
洗練された言葉に仕上げる会社の目指す姿が統一されていても、表現する方法はさまざま。社員様が常に意識し、使用する言葉だからこそ、事業マップ (3年・10年・30年で、誰に何を提供し、どのような優位性で、 どのような社会貢献をしていくのか)、自社らしいエピソード (どのような価値観や行動を大切にするか)を洗い出し、Mission・Vision・Valueを協議。皆様の想いを踏まえ、最後はLegaseedより言葉を洗練させていただきます。
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03
浸透方法まで策定することで
最大限の効果を発揮他社サービスでは理念の言語化で終わることが多いですが、弊社は制作した言葉をどのように社内で共有し、今後振り返りを行なっていくかの浸透方法も策定します。企業様によっては朝礼での読み合わせ、表彰式の実施、日報に記載項目として追加、などの使用例がございます。
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なぜマップを制作しようと思われたのですか?
企業として正しい道をつくりたかったためです。当時、行動指針について社員間の認識が揃っていないと感じていました。たとえば「誠実」「頑張る」「成果」などの定義・基準が人によって違うなどです。コンサルティングという職業だからこそ、全社員が言葉の解釈を共有しておく必要があると思いました。
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「CORE」を導入された決め手は何ですか?
アウトプットそのものよりも制作のプロセスにこだわりたかったので、社員参加型の研修ができるLegaseedさんに決めました。元々2年間、言語化を進めており、最終的にライターに依頼することも検討。しかしその場合、きれいな言葉にはまとめてもらえても、全社員にとって腑に落ちるものにはならないだろうと思ったのです。
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マップに関してどのような部分に満足されていますか?
中でも右側のダイヤモンドの図が社内で好評です。6つのフィロソフィーを大事にしている自分たちが、どのような価値を創造し社会に影響を与えるのかを1枚の絵にしたマップです。ダイヤモンドの図には「ダイヤモンドの原石はダイヤモンドでしか磨けない。だからこそ、自分たちが輝くダイヤモンドでいよう」という意味も込められています。イラスト1つひとつに意味を持たせているので納得感も高まりました。
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制作過程では、どのような部分に満足されていますか?
研修前の経営陣向けのセットアップで、会社の軸を言語化する意義について全員で確認した後ワークに取り組めた点がよかったです。「人生は一筆書き」と発信いただき、企業としても人としても一貫性を保つことの大切さを再認識。さらに研修中ではLegaseedさんから「一部社長は見守っていてほしい」と伝えられ、社員だけでマップ制作をやり遂げたことで当事者意識が芽生えました。
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マップはどのように活用されていますか?
マップを用いて、2か月ごとに1つのフィロソフィーを掲げて挑戦する「フィロソフィーチャレンジ」を行っています。挑戦・誠実・革新・凡事・自責・感謝と、6つのフィロソフィーがあり、1年間ですべてを経験し、成長できるようになっています。
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マップ制作後、社内で一番変わったことは何ですか?
「SUMUSらしい人」の定義が固まったので、皆の目指す姿が同じになったなと感じます。実際に社員が正しい行動をとれるようになり、行動総量も増えました。行動指針を基準にして考えられるようになったため、マップ制作前は周囲に対して意見が言いにくかった人も、「それ、行動指針と違わない?」と働きかけやすい会社になったと感じます。
Legaseedの「CORE」が選ばれる理由
いかにインパクトの強い言葉がつくれるかを重視しがちな企業理念の策定ですが、「会社としてどうありたいか」「社員が共感できるものか」という、その言葉に込める“想い“や“制作過程”が最も大事です。さらに、その言葉を形骸化させないために、全社員が同じ情景イメージを浮かべる“伝え方”も必要となります。全員でつくりあげる制作プロセスと、本質をついたアウトプット、どちらも兼ね備えているのが弊社の強みです。