株式会社エフ・ディー・シー
和田 崇紀様
1997年設立。システムコンサルティング、設計、開発及び運用等の基盤業務を中心にサービスを展開。
- 業種 システム開発
- 所在地 関東圏
- 従業員数 101名以上
- 導入サービス
ナビサイトだけの採用では学生の質を保てなくなりミスマッチが多発
- 新卒採用の学生の質が年々低下し、ナビサイトでの集客に限界を感じていた。
- 夏季インターンシップに毎年10名程の学生が集まるが、採用につなげることが出来なかった。
- Webテストと面接のみの選考により見極めが甘く、ミスマッチが発生していた。
共感学生の集うインターンシップ施策が成功。インターンシップ経由の採用が0名から4名へ!
- 会社の魅力が整理され、ターゲット学生からの応募890名を実現。
- 夏季インターンシップ参加学生との接点づくりを強化し、採用率が4割向上。
- 長期的に関わることでしっかりとした見極めができ、ミスマッチも解消。
ご支援ヒストリー
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01
差別化が難しいIT企業でも徹底した競合分析によりより学生に刺さるコピーを作成
自社の魅力整理と競合調査から「守備範囲の広いエンジニアを目指せる」「若くても昇進できる挑戦環境が整っている」「顧客だけでなく従業員の幸福も大切にする経営理念」が強みと判明。他社に負けない強みを凝縮した「キミを飽きさせないIT企業。」というキャッチフレーズを作成しました。
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02
技術領域と業務工程の幅広さを体感するプログラムで理系学生の志望度も向上
理系学生の意思決定には論理的に理解できる理由や要因が不可欠です。インターンシップでは会社の強みである「技術領域や業務工程の幅広さ」を訴求するコンテンツを設計。技術者としてのキャリアイメージを明確にでき、自身の技術領域を拡げたい学生の志望度が高まるプログラムを制作しました。
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03
学生との接触時間を増やし、夏期インターンシップからの採用率は4割へ向上
夏期インターンシップから翌年3月の最終面接までに、社長出演イベント、業務のリアル体験イベント、学生向けキャリア面談など学生との接触機会をLegaseedが数多く企画・実施。会社の様々な魅力を長期間にわたって伝えることで、会社に深く共感した学生を4名採用することができました。
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元々新卒を実施していた中、なぜ採用コンサルティングを導入したのですか?
社員数200名程度で、毎年新卒を15名ほど採用していましたが、2015年くらいから採用活動が難航しはじめ、外部の専門家の意見を聞いてみたいと思ったためです。たとえば、ナビサイトにおける優秀層が減少し、業務パフォーマンスが高い学生を確保しづらくなってきたことや、Webテストと面接のみの選考では学生の見極めが甘く、能力のミスマッチが発生しがちであることなどについてです。そういった課題を解決するには、プロへの依頼が不可欠でした。
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Legaseedにご依頼いただく決め手は何だったのでしょうか?
実は、初めて近藤社長に出会ったのは大学生の時。就活で悩んでいた際にお話を聞いたことが印象に残っています。その後もLegaseedさんのセミナーに参加するなど、接触機会が多くあり、自然と近藤社長のお考えに信頼を置いていました。採用の課題を抱えて情報収集する中で、偶然近藤社長の書籍が送られてきたこともあり、せっかくのご縁だからお話を聞いてみようと思ったのです。
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新卒採用支援を導入したご感想はいかがですか?
現在3年目のご依頼ですが、実は最初にお願いした22卒に関しては、思うような結果が出ませんでした。年明けからの支援開始で採用設計に割ける時間が不十分であったためです。そんな不利な状況下でも、4名に内定を出し、採用終盤の即日内定インターンシップでは追加で5名採用と、10名目標に対し9名を採用。スピーディーに数々の施策を打ってくださったLegaseedさんの手腕に驚きました。23卒に関しては、採用率が低くて悩んでいたインターンシップからの採用が成功し、満足しています。
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2年連続でLegaseedにご依頼いただいたのはなぜでしょうか?
採用設計をするうちに、Legaseedさんの実力に圧倒されたからです。「集めた情報をどう活かしていくかの戦略設計力」「学生のナマの動向を熟知している専門性」「企業の魅力を最大限にアピールする知見」を目の当たりにするうち、最初にお願いした年は結果が出なくても、長期的視点で考えて次回以降もお願いしようと考えるようになりました。
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採用設計でとくに印象に残っている出来事はございますか?
「会社の魅力を最大限にアピールする知見」です。弊社は、ソフトウェア開発、システム開発、コンサルティングなどIT関連の多彩な業務を担っています。お客様の業種も自動車・通信・業務アプリケーション・自治体などと幅広い。IT全般を取り扱うからこそ、逆に何をやっている企業か学生にとってわかりにくいことが課題でした。しかし、Legaseedさんは第三者目線で弊社らしさを分析し、訴求力を強化するコピーのアイデアを複数案出してくださいました。中でも「幅広い分野の事業がある」「多様な技術を身に付けられる」「個人の興味に合わせた分野で働くことができる」という観点から選定した「キミを飽きさせないIT企業。」というキャッチフレーズが、探究心あふれる学生たちの心を揺さぶり、採用成功に大きく貢献しました。
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キャッチフレーズを基に、御社の魅力の伝え方に何か変化はございましたか?
「キミを飽きさせないIT企業。」ができてから、社員も「飽きさせない」というワードを意識し始めました。「多種多様な業種・業界にサービスを提供しているからこそ、毎回案件を新鮮に感じられ、キミを飽きさせない」「数多くの経験を経て成長を繰り返せるからキミを飽きさせない」など、事例を交えて伝えられるようになり、採用メッセージとしての説得力が増したと思います。
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インターンシップについて印象に残っていることはございますか?
もともと夏期インターンシップは自社で2018年から行っていました。インターンシップに参加した学生は、次の選考が3月の最終面接になるという特権があり、毎年約10名が参加していました。しかし、8月から翌年3月までの長期間、学生とうまく接点を持ち続けることに苦戦し、最終的には採用に至らず。「どうしたら夏以降も接点を維持して学生を魅了し続けられるか」と悩んでいましたが、Legaseedさんと一緒に3月まで学生と関わるフローを再構築した結果、23卒では夏期インターンシップに参加した10名中4名の採用に成功。とくに社長自ら企業の経営方針や自身について語る機会をつくったことが効果的でした。
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今後の目標は?
採用活動の効率化です。採用フローが増えて現場にも負荷がかかっているので、弊社らしくよりよい採用方法を見つけたい。あとは、2022年4月に私が代表になったことを機に新しくした経営理念「働くを愉しく、自分たちの未来のために」を実現させたいですね。弊社はとくに「働くを愉しく」という部分を重視しており、Legaseedさん考案のメッセージ「キミを飽きさせないIT企業。」は、まさに弊社が「働くを愉しく」を体現する企業であると感じさせるフレーズだと思います。今後も、このメッセージを活用して一貫性のある企業をつくっていくつもりです。
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Legaseedのコンサルティングは、どのような企業にオススメでしょうか?
規模が小さく、採用チームがつくれない企業や、知名度の低い企業にオススメです。こだわりの採用活動を実施するには、専任の担当を置く必要があります。しかし、通常業務も多くあるし…という悩みを抱えられている企業こそ、Legaseedさんの知識やリソースをぜひ活用してほしいです。Legaseedさんは中小だからこそ打ち出せる魅力を探し出してくれます。私自身「大手には勝てない」「小規模の企業は選ばれない」という固定概念にとらわれていたのですが、中小企業だからこそ幅広い仕事に携わるチャンスが多い、組織づくりに参画している実感が得られるなどの「武器」があると気付かされました。知名度の低い企業こそ、Legaseedさんの力を借りて、自社のブランディングに力を入れるのが成功する採用への近道です。
「『学生が興味を持つ選考』の構築が大切。 知名度がない企業こそ、学生へGIVEの精神を」
ブランド力のある大手企業と比べ、知名度の低い中小企業は待っているだけでは学生応募が集まりません。中小企業が学生を惹きつけるには「学生が興味を持つ選考」を構築することが有効です。学生はインターンシップに成長を求めて参加します。「この選考面白そう」「ここに応募したら成長できるかも」と選考の”企画”に注力することで大手企業にも負けないほどの、学生が集まるようになります。毎年1万人以上の学生を集めるLegaseedの「学生の心を掴むコンテンツづくり」を体験したい経営者の方は、ぜひ弊社にご連絡ください。