株式会社タカジョウグループ
長井 正樹様
ビルメンテナンス・福祉用具のレンタル販売・機密書類リサイクル・障がい者の就労支援といった複数の事業を展開。
- 業種 建設・不動産業・リフォーム
- 所在地 関西圏
- 従業員数 1~30名
- 導入サービス
研修内容サマリー
タカジョウグループ3社合同で「経営理念」「経営ビジョン」を策定。1回目は社員様にタカジョウグループの創業ヒストリー、感じたことを自由に書き出してもらう。2回目はそれを元に経営理念を作り上げ、皆で言葉を洗練・完成させた。
ご支援ヒストリー
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01
丁寧な事前研修で
会社に向き合う姿勢づくりから醸成理念策定ワークの前に、「会社の文化とは」「なぜ基準を一定にすることが大切なのか」をインプットする研修から実施。プログラムの目的を明確にし会社づくりの意欲をあげることで、その後行うアウトプットの質も格段と高まります。さらに、代表インタビューを通じて会社の根幹に触れる機会をつくるため、社員の帰属意識も向上します。
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02
社員様の言葉をお預かりし
洗練された言葉に仕上げる会社の目指す姿が統一されていても、表現する方法はさまざま。社員様が常に意識し、使用する言葉だからこそ、事業マップ (3年・10年・30年で、誰に何を提供し、どのような優位性で、 どのような社会貢献をしていくのか)、自社らしいエピソード (どのような価値観や行動を大切にするか)を洗い出し、Mission・Vision・Valueを協議。皆様の想いを踏まえ、最後はLegaseedより言葉を洗練させていただきます。
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03
浸透方法まで策定することで
最大限の効果を発揮他社サービスでは理念の言語化で終わることが多いですが、弊社は制作した言葉をどのように社内で共有し、今後振り返りを行なっていくかの浸透方法も策定します。企業様によっては朝礼での読み合わせ、表彰式の実施、日報に記載項目として追加、などの使用例がございます。
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なぜマップを制作しようと思われたのですか?
グループ全体の理念が必要だと考えたからです。当社は父から引き継いだ会社と私が創業した2社のグループ会社です。3社の事業内容は異なりますが、目指す未来は同じなので「競争」ではなく「共創」の姿勢で、もし私がいなくなっても3社が協力し合って事業を継続してほしい。その想いから理念策定に踏み切りました。
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「CORE」を導入された決め手は何ですか?
Legaseedさんが考案した新卒採用のコピー「生きがいクリエイター」が、私が表現したいことのど真ん中を突いていて、理念策定もお願いしたいと思ったからです。また、私たち以上に当社を理解してくれるLegaseedの社員さんなら、自分たちの“感覚”まで汲み取って一番納得のいく形に表現してくれるはずと考えました。
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最終的にどのような理念・ビジョンを策定されましたか?
社員同士がお互いの想いに耳をすましてアイデアを出し合い、話し合った結果、経営理念は「生きがいの連鎖を、すべての人に」、経営ビジョンは「愛に満ちた、優しい社会をつくる」になりました。
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研修で一番印象的だったことは何ですか?
グループの経営理念はなくても、各社員の根本にある想いは同じだと再確認できた点です。全社員が会社の理想に向き合うCOREだからこそ、互いに認識を揃えられました。当初は恥ずかしく感じていた人もいたであろう「生きがい」という言葉も、今では“普通”の言葉になり、社員自ら経営理念を社内に貼り出すようになりました。
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導入後、一番変わったことは何ですか?
経営者も社員も、壁にぶつかったり迷った時に、経営理念が「立ち返る場所」になった点です。新事業や社内プロジェクトにおける判断の軸になったのはもちろん、たとえ利益につながらないことでも、理念に照らして「やる意味がある」と思えば実施するようになりました。
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どのような企業にオススメしたいですか?
ワンマンではなく全社員で同じ方角を向き、事業展開したい企業です。照れや自信のなさから「これほど大きく夢を語っていいの?」と抵抗感を持つ社員もいるかもしれませんが、「全員でこの理念を掲げた以上、追求していこう!」という覚悟が生まれます。
Legaseedの「CORE」が選ばれる理由
いかにインパクトの強い言葉がつくれるかを重視しがちな企業理念の策定ですが、「会社としてどうありたいか」「社員が共感できるものか」という、その言葉に込める“想い“や“制作過程”が最も大事です。さらに、その言葉を形骸化させないために、全社員が同じ情景イメージを浮かべる“伝え方”も必要となります。全員でつくりあげる制作プロセスと、本質をついたアウトプット、どちらも兼ね備えているのが弊社の強みです。