
株式会社井澤商店
兵庫県で、肥料販売や米穀集荷業を中心に農業全般を支援。1894年創業、従業員数6名。
- 業種 製造・卸売業・⼩売業
- 所在地 関西圏
- 従業員数 1~30名
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導入サービス
人材意識の変化
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01
組織を変える中途人材との出会い
新卒採用を始める前年、中途採用で優秀人材を獲得し、大活躍。
組織における“人”の力を実感し、「こういう人材をもっと入れなければ」と、優秀人材採用への熱量UP -
02
Legaseed のセミナーに参加
新卒の方が優秀人材と出会える確立が高い組織づくりの情報収集中、偶然Legaseed のセミナーに参加。企業が手放したくない優秀人材は中途市場におらず、新卒市場には無所属の優秀人材が豊富に存在することに気づく。
初めは躊躇していたものの、個別面談を経て、初の新卒採用に挑戦することを決意。
レガシードとともに新卒採用に挑戦
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01
学生の目線に合わせた代表プレゼン
学生が普段馴染みある言葉でプレゼンテーションを作成。
意外なポイントに対しても反響があり、自分たちの言葉だけでなく、学生の感覚に合わせることが重要と学ぶ。 -
02
「五感」をキーワードに次選考への興味喚起
五感を駆使して自然を相手にする農業の特性に着目し、5days インターンを設計。
珍しさがフックとなり、神戸大学生など高学歴も参加。 -
03
客先に出向き、仕事の深みを生で体感
単なる肥料屋ではなく「農家の駆け込み寺」として、農業に関するお悩みを幅広く解決していることを伝える。
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04
学生自身が「将来届けたい価値」にもフォーカス
学生のビジョンにもフォーカスをあて、自分が生み出したい価値や理想の人生に向き合うワークを実践。
クロージング
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01
目の前の学生が、入社後に最も活躍できる環境を整える
学生の力が最大限引き出され、組織としての貢献価値を高められる道を模索。
優秀学生に「農家ではなく、農業のコンサルタントとなり、農家さんを豊かにしていく仕事をしよう」とよりダイナミックなビジョンを提示し、見事共感を得た。 -
02
初の新卒採用で、優秀学生2 名入社!
優秀層かつマッチ度が高い学生を2名採用。
母集団形成も約260名と好調なスタートを切った。 -
03
会社の未来を再設計
学生を受け入れるに足る組織、そして学生とともに作っていく組織を見据え、地に足をつけつつよりダイナミックな経営戦略を描き出した。
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社員数6名の企業が採用活動をやり切れた理由
我が社のように社員数の少ない企業は、社員ひとりの比重が重く、良くも悪くもどんな人を迎えても組織に対するインパクトが大きい。
だからこそ、新卒採用と言われてすぐに思い浮かぶような「大手のやり方」ではだめなんです。少数精鋭には少数精鋭なりの戦い方があり、間違えてしまうと組織が崩壊しかねない。だからこそ、私たちの場合は、“ 見せ方”にこだわることで、母集団形成の段階からターゲットを絞るようにしました。
その時、自分たちでも気づかなかった魅力を発見し、プロデュースしてくれたのが、Legaseedさんでした。間違えられないからこそ、私たちはプロのノウハウを信じてとにかく実践してきたんです。私自身、プレゼン一つ行うにしてもLegaseedさんのお手本を録音して、何度も復唱し自分の言葉にしていきました。その結果、「採用現場での自社の語り方」を掴むことができ、単年の取り組みにとどまらない、一生物のノウハウを得られたと感じます。
船を動かすには指示役と漕ぐ人、双方が必要です。目的地である「理想の組織」をともに描き、最短距離で導いてくれる指示役を迎え、全力でコミットすることが少数精鋭企業の採用に必要なことなんじゃないでしょうか。 -
採用すべきは、 「土壌をフル活用して勝手に育つ人」
少数精鋭企業が新卒採用に踏み切れない一番の理由は「育てるリソースがないから」だと思います。しかし大切なのは「自ら勝手に育つ人」を採ることと気づいたんです。
農業でも、育つのは作物自体であり、人間ができるのは環境を整えるだけ。人材も、成長・活躍する環境を整えるだけ。そこから先はいかに本人が与えらえた環境の中でたくましく育っていくか。
さもなくば、永遠に世話し続けなくてはいけなくなる。だからこそ、採用では即戦力人材よりも「 自分で考え抜いてやり切れる人なのか」という点を大切にしています。 -
ただの人数増やしではなく、強固な組織を つくる手段として採用を活用したい
井澤商店はポジション採用をしない方針です。一人ひとりが最も力を発揮できる仕事を探し、その人専用に新しく役割をつくっていく文脈が大きいですね。
「単純に人が増えたらいいな」ではなく「事業の可能性を見出したい」「永続発展する企業をつくりたい」という採用の軸を元に活動していることを、これからも忘れずにいたいです。